第1章 天国と地獄
1 真実の死の瞬間とは
2 死後の魂は三通りに分かれる
① 霊界へ旅立てない人
② すぐに地獄に堕ちる人
③ 通常の人-「導きの霊」が来る
3 霊界への旅立ち
① 三途の川へ
② 賽の河原
③ 三途の川の渡り方
④ 生前を映すスクリーン
⑤ 心の思いに応じた世界へ
4 老壮年期の過ごし方
① 和顔愛語・慈眼
② この世への執着を断つ
第2章 宗教改革の精神
1 政治家の転生
2 宗教の違いがわかる時代
3 「三密」に基づく正しい修行
① 身-健全な肉体生活
② 口-言葉を調える
③ 意-心のコントロール
④ 自己責任の原則
4 「三界」と転生輪廻
5 地獄の諸相
第3章 悟りに到る道
1 「正しき心の探究」の道
2 心の発見
① 本来の自己の発見
② 愛と善
③ 四つの精神作用-感性・知性・
理性・悟性
④ 墨子に見る愛と善
⑤ 心の偉大性
3 心の平静-反省する心と不動心
4 心の発展-希望と勇気
5 悟りという名の幸福
1.「正しき心の探求」の道
現在ただいまの中に自分の心を知るということ。
2. 心の発見
本当の自分とは、自分が考えたり思っている
心の働きそのもの。
心を発見する二つのチェックポイント、愛と善。
四つの精神作用、感性、知性、理性、悟性。
・感性とは感じること、フィーリング。
・知性とは学びを通じて自然のままでは感じ取る
ことのできないものを感じること。
・理性とは物事の道理や道筋を見極める力、
進歩、後退を見分けて筋道を立てて考える
ことのできる社会的知性。
・悟性とは人類の使命、人生の意味、神の心、
大宇宙の理法に関わる精神作用。
天から降ってくるがごとき感覚。
愛は感性と悟性に関わってくる。
善は知性と理性に関わってくる。善悪の判断は
学びが必要であり後天的なもの。
善は本来、魂の中に備わっているものだが、
成長の過程の中で発現してくるおとになっており、
その善が十分に発現しなかった場合、悪と見える
行動をとることがある。
自分の心を発見するにしたがって小愛から大愛へ、
小善から大善へと向かっていく。
3. 心の平静 ー反省する心と不動心ー
真の幸福感とは平静心、心が波立っておらず、
心が穏やかであれば神の光を受けて、自分が
生かされていることへの感謝に心がフツフツと
込み上げてくる。
心の平静を維持するために反省が必要。
反省の基礎にあるものは謙虚な心。
反省ではどうにもならない場合には不動心が必要。
不動心の基礎にあるのが信念。
4. 心の発展 ー希望と勇気ー
希望とは苦難、困難の中にあってこれは自分の
魂を磨くための神の御心であると信じること。
信仰心、神への信頼。
勇気とは様々な抵抗、妨害の中にあって決然として
判断し行動する意志の力。
心の発展によって魂の器が大きくなり、影響力や
感化力が増えていくことにより自分の喜びも大きく
なるとともに多くの人々をも喜びの道へと導いて
いくことができる。
5. 悟りという名の幸福
心の発見、心の平静、心の発展を通じて得られる
ものは悟りという名の幸福。
自分の魂の使命を知り、その使命を完全に果たす
ことがでいるということ。
第4章 人生修行の道
1 高級霊から見たこの世の世界
2 主体的な人生を生きよ
3 霊指導と憑依
4 神理学習による光の供給
5 現代的な布教のあり方
6 宗教界の向上をめざして
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